【腸骨の変位を見抜け!|ガンステッドによるリスティング解説】

query_builder 2025/04/30
坐骨神経痛
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【腸骨の変位を見抜け!|ガンステッドによるリスティング解説】

腰が痛い、足がだるい、骨盤が歪んでる気がする…
そんな悩みの裏には「腸骨の変位(リスティング)」が潜んでいるかもしれません。

この画像は、カイロプラクティックの世界で有名な「ガンステッド・システム」に基づいた腸骨の分類図です。
骨盤(腸骨)は単純に「歪む」のではなく、明確な方向性を持って「変位」します。



【AS/PIとは?】

腸骨の上下方向の変位を表します。

■AS(Anterior Superior)=前上方に変位
→ 腸骨が前にせり出し、上に引き上がっている状態。
→ 見た目は足が短く見える。腸腰筋や大腰筋の過緊張と関連することも。

■PI(Posterior Inferior)=後下方に変位
→ 腸骨が後ろに倒れ、下に落ちた状態。
→ 坐骨神経痛や股関節の詰まり感を訴える方に多い。



【IN/EXとは?】

腸骨の回旋(回転)の方向性を示します。

■IN(Inward)=内方変位
→ 腸骨が内側に巻き込むように回旋。
→ 恥骨部の圧迫感や、足の内旋が強くなる傾向あり。

■EX(Outward)=外方変位
→ 腸骨が外側に開くように回旋。
→ O脚傾向、膝外側や腸脛靭帯の緊張に繋がることも。



【仙腸関節と変位の関係】

中央にある「仙腸関節」は、腸骨と仙骨の接合部。
ここが正しく機能しないと、背骨全体のバランスが崩れます。

■仙腸関節の動きが不十分
→ AS・PI・IN・EXいずれかの変位が起きやすくなる
→ 結果、腰痛や脚長差、姿勢の崩れに発展



【評価の基準点】

図中央の「上後腸骨棘(PSIS)」は、腸骨の変位を判定する基準点です。
ここを触診し、骨盤の動きや高さ、左右差を見極めるのがプロの仕事。



【実際の臨床での使い方】
1. 視診・触診でPSISの位置を確認
2. 動的検査でIN/EX、AS/PIをチェック
3. 変位の方向に応じて矯正(アジャスト)を行う

※施術では無理な力を加えず、関節の自然な可動性を回復させます。
矯正といっても、痛みはほとんどありません。



【まとめ】

骨盤のズレ=「なんとなく歪んでいる」ではなく、
AS・PI・IN・EXという明確な方向性をもった変位としてとらえるのがプロの視点。

この分類を理解すれば、
・なぜ腰が痛むのか
・なぜ足の長さが違うのか
・なぜ姿勢が崩れるのか
すべてに説明がつくようになります。

「歪み」ではなく「変位」。
あなたの骨盤、プロの視点で見てみませんか?



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