年齢を重ねると「昔と同じ生活なのに太りやすい」「疲れが抜けに

query_builder 2026/03/04
無痛ぎっくり腰脊柱管狭窄症坐骨神経痛
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年齢を重ねると「昔と同じ生活なのに太りやすい」「疲れが抜けにくい」と感じやすいですよね。これは“気合い不足”ではなく、**代謝・皮下脂肪・回復(疲労)**が生理学的につながって起きる現象です。
まず代謝。基礎代謝は主に「筋肉などの除脂肪量」と「内臓活動」「自律神経・ホルモン」に左右されます。加齢に伴い活動量が落ちたり、筋力トレーニングをしないと筋量が少しずつ減りやすく、その結果、安静時に消費できるエネルギーが低下します。さらに睡眠の質低下やストレスで交感神経優位が続くと、甲状腺ホルモンや性ホルモンの影響も重なり、エネルギーの“回し方”が省エネ寄りになります。
次に皮下脂肪。皮下脂肪は単なる「貯蔵」ではなく、レプチンなどのアディポカイン(脂肪細胞が出す情報物質)を介して食欲・炎症・インスリン感受性に関与します。増えすぎると脂肪組織は酸素が届きにくくなり、マクロファージが集まって**慢性炎症(低度炎症)**が起こりやすい。これがいわゆる“じわじわ不調”の土台になり、血糖の乱高下やむくみ、だるさにもつながります。結果として「疲れて動けない→消費が減る→脂肪が増える」というループが成立します。
では身体疲労との関係。疲労は筋肉の損傷だけでなく、神経(脳・自律神経)・免疫・代謝の総合現象。慢性炎症があると、回復に必要なタンパク質合成やミトコンドリア機能(エネルギー産生)が効率低下しやすく、同じ運動でも“重く感じる”。さらに睡眠不足は食欲ホルモン(グレリン↑、レプチン↓)を乱し、糖質・脂質の欲求が強くなり、脂肪増加と疲労感を後押しします。
ここでポイントは、「脂肪がある=悪」ではなく「代謝的に不活性でいられる脂肪」から「炎症を起こす脂肪」に変わると疲れやすくなるという視点。加齢で回復力が落ちるほど、栄養・睡眠・筋肉刺激の“不足”が表面化し、代謝低下と皮下脂肪増加が疲労を固定化します。
対策はシンプルに3本柱。

・筋トレ(週2・3回):下半身+背中など大筋群で除脂肪量を守る。

・タンパク質と食物繊維:毎食タンパク質、野菜・海藻・豆で炎症と血糖を安定。

・睡眠とNEAT:睡眠の質を上げ、こまめに歩く・立つで日常消費を底上げ。
「頑張ってるのに疲れる」は、体が“省エネモード”に寄っているサインかも。やることを増やすより、回復と筋肉を守る設計に変えるのが近道です。
#加齢と代謝 #皮下脂肪 #慢性炎症 #疲労回復 #筋トレ習慣
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杉山手技療法・西宮北口

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