【骨盤と腰部深層筋―理学療法×東洋医学で身体改革】

query_builder 2025/05/13
腰痛
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【骨盤と腰部深層筋―理学療法×東洋医学で身体改革】

腰痛や不良姿勢、なんとなく体が重だるい…。現代人の多くが抱えるこれらの悩みは、実は「骨盤」と「腰部深層筋(インナーマッスル)」の状態に大きく影響されています。理学療法のエビデンスと東洋医学の知恵を融合し、体の本質に迫るアプローチを解説します。

まず理学療法的視点から。骨盤には腸腰筋・大腰筋・梨状筋・多裂筋・腹横筋・腰方形筋など、多彩な深部筋が走行。これらが“正しく働き、協調的に動く”ことは、基礎的な姿勢保持・歩行・体幹機能・下肢への力伝達に不可欠です。深層筋がうまく働かない場合、表層筋の過剰代償や一部の筋の短縮・緊張が生じやすくなり、結果的に腰痛・骨盤の歪み・運動障害につながりやすくなります。
近年では、筋出力や筋持久力の評価に加えて、筋膜やファシア(結合組織)ネットワーク、神経の滑走性など多面的な視点からも分析され、リハビリやセルフトレーニング、ピラティスやコアトレなど多彩なアプローチ法が実践されています。

一方、東洋医学では「腎」は腰部と密接な関連を持つとされています。腎のエネルギー不足(腎虚)は加齢や過労、冷え、ストレス等で起こりやすく、腰痛・足腰のだるさ・むくみ・慢性疲労などの不調となって現れます。さらに経絡理論では「帯脈」「衝脈」などの経絡が骨盤帯をぐるりと巡り、体幹と下肢の“中継点”として調整を担っています。
鍼灸や指圧、整体では「腎兪」「志室」「大腸兪」「関元」(丹田)といったツボ、さらには腹部の調整、冷えや食養生も重要視されます。

理学療法と東洋医学、どちらも「全身のつながり」「体幹(コア)の安定」の重要性を説いているのが特徴です。つまり現代人の身体には、“筋肉・神経・結合組織・気血水”という多層的なアプローチが不可欠といえるのです。

日常でできるセルフケアとしては
・ドローインや腹式呼吸で腹横筋・多裂筋を活性化
・骨盤前傾/後傾のコントロール練習
・お腹・腰回りを冷やさない生活
・軽いストレッチと意識的な正しい姿勢保持
こうしたシンプルな習慣でも、体は芯から変わっていきます。

ここに東洋医学の知識(丹田意識、ツボ押し、呼吸瞑想など)を加えることで、「自分に合った体調管理」や「根本改善」につながるでしょう。

あなたも今日から、「科学と伝統の知恵」でコアから変わるセルフケアを始めてみましょう!

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杉山手技療法・西宮北口

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